エアアジアCEOトニー・フェルナンデス氏-GES2013で日本市場への再進出へ意欲


AIR ASIA JAPAN (エアアジアジャパン)のラストフライトが10月26日、成田空港にランディング。

機材はマレーシアに返還の為、すぐにテイクオフ。路線は、全日空100%子会社のVANILLA AIRとして12月再開するが、乗務員の間で、共同出資だったマレーシアのAIR ASIAに残る者、バニラに移る者とで、別れを惜しむ。

1年3カ月での共同出資の破綻は、ネット販売、手荷物料金、予約変更不可が日本市場にに馴染まず搭乗率が低迷、業績が悪化したことが原因とされるが、日・馬双方のLCC格安航空への考え方、意思決定の仕方の違い、度々AIR ASIACEOが直接現場に口出しすることへの日本側からの抵抗もあったという。

10月12日、クアラルンプールでのGES(国際起業家サミット)で講演したCEOトニー・フェルナンデス氏は、記者会見で、同路線への再進出と再提携に並々ならぬ意欲を見せた。

10月21日、HISの平林朗社長は、出張先の「台北国際旅展」で、AIR ASIAとは旅行会社と航空会社として既に良好な提携関係を持っているとし、新しい提携関係についても否定はしていない。

年末にかけてのCEOの動き、提携の模索、相次ぐ新航空会社の就航と、日本市場を巡って岐路に立つLCC業界が再び熱くなる。

取材・寄稿/東壮一(ジャーナリスト)