シンガポールでの「東京マンション経営セミナー」潜入レポート(泉 優子)

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シンガポールでの「東京マンション経営セミナー」潜入レポート
–投資のプロが教える なぜ今、マンション経営がアツイ?–

オーナーズマンションって聞いたことありますか? そもそも、女性の私がマンションを所有するなんて夢のような話だと思っていたのですが、アベノミクス、東京オリンピックと騒がれる今、資産運用の一つとして今注目されているのがマンション経営なんですって。
シンガポールでも日本の不動産は人気急上昇中とのこと。そこでWCC SOLUTION社主催、東京のGRANDCITY社によるマンション経営セミナーに飛び入り参加してきました。

grandcity1会場に入ると、さまざまな国籍の方が居ることはもちろん、女性の比率が高くてビックリ。マンションのオーナーが女性だという時代は、もはや当たり前になってきそうですね。進行を担当した常務の原田さんご自身も、東京と北海道にマンションを持っていらっしゃるそうです。同じ投資家という視点で、適切なアドバイスをしてくれるのはいいですね。地方都市でのマンション購入はあまりお勧めしないとおっしゃっていましたね(この理由は後にわかりますが)。原田さんのクライアントで、1人で75ユニットも購入したVIPカスタマーがいるとか。これには参加者のみなさんも思わず「ワォ!」と声を上げて驚いていました。一体どんなリッチなお方なのカシラ。
(写真はGRANDCITYの原田常務)

今回はオリジナルブランドの「ステージファースト上野」「グランドコンシェルジュ蒲田」「ステージファースト錦糸町」の3つの物件が紹介されました。いずれも都心で最寄り駅から近いのが特徴。車を持たない東京の生活では、何よりこの「駅近」が重要。今話題の東京スカイツリーが見られるお部屋もあり、私も釘づけに。さらに私のような自転車ラバーには必要不可欠な自転車置き場も完備。マンションが完成してから販売が始まるので、現物を見て納得して購入できるのもいいですね。周りでマンションが完成する前に購入を決め、「部屋の感じが想像と違った」という話はよく耳にする話です。

今回紹介されたコンドミニアムはワンルームもしくはスタジオタイプ。専有面積が26〜49㎡とかなり小さいサイズのものばかり。でもこのサイズ、日本では1番賃貸の需要が多いサイズらしいですよ。その理由は単身者やリッチな学生さん、また社宅として利用する人が増えているからみたい。駅が近いというのは通院に便利なこともあって、シルバー層の需要も多いというのもナットク。

grandcity2そしていよいよ本題の今なぜ東京のマンション経営がアツイのか。約20年前のあの日本のバブルを経験している原田さんによると、なんでもあのバブル前夜の予兆があるらしいのです。確かにアベノミクスやオリンピックの影響もあり、経済効果は150兆円あると言われ、観光業・観光産業が2倍に膨れ上がる可能性が高いこと。経済効果の一つにインフラの整備(高速道路や橋を舗装し、建設するなど)が大きく関係するようです。日本では、被災地優先の建設資材の値上げや建設人員不足による人件費高騰から、マンションの価格はすでに上昇傾向。これらにオリンピック効果が加われば、さらにマンション価格が高騰するわけですね。なるほど、これはわかりやすいですね。
マンション投資のキーポイントは、1.入居率を高める 2. 家賃が下がらないようにする3.立地条件の3つ。確かに、東京の生活では、シンガポールのような緑が多い、静かで暮らしやすいという条件を探すことの方が難しいですよね。東京ならやっぱり都心に位置し、駅から近いというロケーションの優先順位がどうしても高くなります。実際、都心でロケーションの良い物件は、10年前と家賃が現在もほぼ変わらないという驚くべきデータも紹介されました。これなら長期的に継続的に安定した収入が見込めるというわけですね。この説明の辺りで、オーナーズマンション…。夢のような話から少し現実に近づいてきたような・・・。

そこでどうしても気になるのは、地震のこと。実は1981年に「新耐震設計法」が盛り込まれたことにより、同年以降であれば建物が倒れる心配はほぼないと聞いて安心。建築基準法はつど改正され、現在はさらに地震に強い家づくりが義務づけられているみたいです。ただし、建物と地盤は切り離して考えなければいけないので、液状化の心配がある埋立地は避けた方が良さそうだな、というのが印象に残りました。

原田さんのビジョンをまとめるとこんな感じ。「東京は家賃収入が安定していて入居率が高いということで、マンション経営に非常に適しています。さらにアベノミクス、オリンピックなどの理由で、都心ではマンションの価格が上がる可能性が高いと言えます。現在のマンションがどのくらい価格が上昇するのか保証はできませんが、この先建設するマンションなら来年は10%、再来年は20%、建設資材や人件費の高騰で上昇するでしょう。土地自体上がっており、地主さんも強気になり売らなくなってきています。為替も円安となり、予想としては7年後くらいには建築コストが今より50%は上がるでしょう。その分、今できているものは価値を持ってきます。ロンドンオリンピックの時を彷彿とさせますね」。

マンション経営なんて夢のようなお話と冒頭で述べましたが、今回のセミナーに参加して、老後に向けて、安定した資産運用の一つとして考えてみたいなぁと。セミナー参加前に想像していたオーナーズマンションのイメージが少しだけ近く、リアルに感じることができました。そして個人的な感想ですが、ハイリスク、ハイリターンの資産運用の商品に比べて、長期的で継続的で安定しているというスタイルが特徴の都心のマンション経営は、意外と女性に向いているのかもしれません。

(泉 優子)